夜の歌―肉の音(にくのね)―
2007/08/26 B5 / 本文31p / コピー/ 400円 |
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ある日、島崎義康は兄に呼び出され、使用人の一人が奇病を患ったことを聞かされる。
左の膝に人面疽なる奇怪な傷ができたというのである。義康は何故か解決策を求められるが――― その頃、当の使用人の家の門戸を叩く一人の男がいた。 みたいなお話しです。短〜中編シリーズ「夜の歌」の一作目となる本です。 表紙拡大 本文サンプル1 本文サンプル2 |
夜の歌―櫛の行く道―
2007/11/18 B5 / 本文40p / コピー/ 500円 |
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須田正治がその櫛を見つけたのは古びた道具屋であった。
美しい細工のその櫛を、正治は妻に贈る。しかし、三日と立たぬ内に妻は櫛を正治に返してしまう。 夜、床につく前にその櫛で髪を梳いた時、声が聞こえたというのである。 不思議に思った正治は、その櫛を持って島崎家を訪れる。 友人、義隆の弟は、たしか怪異に通じていたはず―――櫛は島崎義康の手に渡る。 表紙拡大 本文サンプル1 本文サンプル2 |
夜の歌―傘上に待つ―
2008/02/10 B5 / 本文21p / コピー/ 300円 |
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齋藤の家に赴くため、雨のそぼ降る山中を歩く義康。
その傘の上に揺らめく何者かの影に、彼が気づくことは無い。 義康は齋藤宅の庭先に無事行き着くが、その姿を見て齋藤は苦笑する。 「ああ、そのままそのまま―――今、傘ァ畳んじまったら偉ェ目に会いやすぜ」 表紙拡大 本文サンプル1 本文サンプル2 |
夜の歌―灯を騙る―
2008/05/05 B5 / 本文31p / コピー/ 400円 |
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暗闇に浮かび上がるか細い灯。揺れる蝋燭の灯。
島崎義康が目を覚ました時、彼は得体の知れぬ三人の男達に囲まれていた。 混濁した意識の中、狼狽する義康に、彼らは嬉しそうに笑って言う。 「あすこの話を聞かせてくれ」と…… 表紙拡大 本文サンプル1 本文サンプル2 |
わいらの爪
2009/03/20 B5 / 本文33p / コピー/ 400円 |
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舞台は中学校。大橋茜は暗く目立たない子、倉持清美は明るく可愛い子。
転校生、工藤司。斜陽の教室で彼は言う。 「僕、妖怪が見えるんだ」 ねえ。わいらって知ってる? 表紙拡大 |
夜の歌―再録本―
2008/11/16 B5 / 本文128p / オフセット/ 700円 |
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2007〜2008のコミティアで出した四冊のコピー本を一冊に纏めた本です。
一部に修正が加えてあります。 収録作品それぞれのあらすじは→完売分からどうぞ (上記ページの「夜の歌」と付くシリーズの再録になります) ※それぞれの表紙、あとがきは収録外となります 表紙拡大 |