夜の歌―水の女―
2009/05/05 B5 / 本文128p / オフセット/ 800円 |
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島崎義康は怪異に悩まされていた。
夜毎、床に入るたびにずぶ濡れの女の手に頬をなでられ、満足に眠ることすら適わぬのである。 女が何を意図するか、心当たりなど全くなく、眠れぬ日々に彼の体は徐々に弱っていく。 そんなある日、彼は旅の術師から、北の地 夢山の山中に住まう呪術師の話を耳にする――― 彼らはいかにして出会ったか。本当の第一話となるお話です。 表紙拡大 本文サンプル1 本文サンプル2 本文サンプル1 本文サンプル2 |